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−その子は、綺麗な青い髪をしていた。
高く澄み渡る、あの空の青−
短編:"BLUE"
わたしはユリノア。
今日も一人、聖騎士を目指して修行の旅を続けている。
…かつてはわたしの横にはいつも「彼女」の姿があった。
わたしと同じ青い髪。
けれどわたしより少し長い髪。
剣を手に美しい髪を靡かせ、凛と立つ彼女のその背中。
彼女はずっとわたしの憧れだった。
彼女と出会ったのは一年以上前になるだろうか。
わたしがまだ見習い剣士として山篭りを繰り返しているある日の事だった。
休憩がてらぼーっと座っているわたしに彼女が声をかけてきたのが始まりだった。
わたし達はすぐに意気投合した。
ある時は二人で狩りに出かけたり、ある時は他愛もない世間話に花を咲かせたり…。
何でもないような時間が、わたし達の宝物だった。
そんなある日。
「私ね、もうあなたと会えないかもしれないの」
時が止まったような気がした。何度も頬を抓ってみた。
抓った頬は鈍く…そしてひどく痛かった。
結局その後彼女とはただ一度会ったきりだ。
その一度以来、彼女は本当にこの世界からいなくなってしまった。
あれから時が過ぎ。
わたしの髪は今も短いままだ。
伸ばす事も考えたが、やめておいた。
それは「もう彼女に会えない」、そう思う自分自身を肯定してしまうようだったから。
だから、わたしは伸ばした髪を切り続ける。
もう一度彼女に会えるその日まで。
−今日も空は青い色。
彼女の背中に流れる、あの澄んだ青−
<あとがき>
このお話はROを去っていた、わたしの大切なあるお友達のお話です。
彼女はわたしと同じ畑の人間だった事もあって、よく色んな話をしていました。
彼女が今どこにいるかはわかりません。
でもきっと彼女は今でも自分の夢に向かって頑張っているとわたしは信じています。
元々ゆりのあ(わたしの3rd剣士。クルセイダー待ち)は彼女を模して作られたキャラです。
当時はまだ髪の色が選べなかったので、彼女と同じ青い髪、そして彼女とは違うショートヘアにしました。
あれからすくすくと育ったゆりのあはクルセイダーの実装を今か今かと待ってます。
もしもう一度彼女と会えるなら、その時は立派に育ったゆりのあを見せてあげたい。
そう思っています。
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